ありのままの自分を出す社会へ(障害・心の変調・人種など)
何だか消極的な書き方かもしれないですが、
これ本当です。今の私の心境です。
実はご存知かと思いますが、私は内部障害を持ち、障害者手帳をもっております。
精神障害者であります。中には「公表しなくていいわ。むしろ、気持ち悪い」という
書き込みがありました。しかしです。現代社会は、ありのままを告知する時代と化したのも事実です。
実際に、就職試験でも「あなたは身体や心に問題は無しですか。それでウソ偽りが無い事を誓約しますか」
というのもあります。もちろんウソをつけば内定取り消しにもなります。
後は運転免許もそうです。最近では、道路交通法も法改正されて、統合失調症(精神障害の一つで突然、幻覚・妄想・気分変動)がある方は、免許は取れない様になりました。実は私のうつ病も重度だと、本当は、免許すら取れない状況でもあります。
それ位に厳しくなりました。だから今でも思います。「ああ、健康なうちに取れてよかったわ。今だったら、もう多分、入学は許されんな」
5年に一回の免許更新の際にも、医師の診断の結果で「気分良好であれば、運転可能」という診断書持参で来ております。
それ位に社会は嘘偽りの無い社会と化しています。
それにです。日本は意外と隠したがるのですが、海外は隠す事自体が、
「むしろあなたらしくていい」という所もあります。逆に明かさないでいると「苦しいの、何だか隠しているの」という風にとらえられがちとなります。
例えば性同一性障害(いわゆる男性ではありつつも、女性の様なふるまいや態度をとる)事も明かす方が、「あ、そうなの。でもそれでいいんじゃないの」という形で帰ってきます。実際にあるカナダにいった日本人留学生の方がそれでありましたが、カナダと日本ではこんなににも差があるとは、なぜ日本は明かしていけないのか、というのもあります。
確かにひと昔前は、「嘘偽りをついてまでも」という事が風な形がありました。ですが現代社会はもう逆です。
逆につく事で本人だけでなく、周りの方々も迷惑や苦しみを味わってしまうという事もありがちです。
ありのままで、そして本人も受け入れられる社会。それが一番の社会ではないか。私そう思います。
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