弱点は、決して弱点ではない(時に強い味方になる)
私、精神障害を背負ってから14年になります。
障害者手帳を取得してから8年。まあもうそろそろ、人生の大半を障害と一緒に迎える状態になっております。
それがよいか、悪いかは人それぞれです。ただ言える事はあります。
障害を弱点(私の場合は心の病での気分の浮き沈み、恐怖、震え、要領がとても悪い、なんでも遅い)は決して弱点ではないという事が分かりました。
なぜならです。それがあるからこそ、人の痛みが分かってあげられます。
同時にです。そうだからこそ、助けられる力も身につけられた事もあります。
実際に本当の出来事であります。
実は私、ある方に一般企業の職業を紹介して、採用まで結び付けて就労までいかせた事がありました。
一般企業です。その方もなかなか見つからず、このままだと職業すらも見つけられない状態だったので、
いっその事私が過去にしてきた、苦い経験(面接の受け答え、企業訪問のやり方、面接官の騙し方=良い質問をさせて好印象を出す、筆記試験のポイント)みたいなことを伝授しました。いわゆる戦い方です。
でも、それが出来たのは不採用20社という経験があったからこそ、得られたものでもあります。
それがなければ、恐らくはその方には教えられなかったと思います。
経験は時には、大きな武器にもなります。泣いた事もありましたし、無力も覚えました。
だからこそ、得られたノウハウ、いわゆる自分の成功例というのをお伝え出来ました。
弱点がありすぎたからこそ、振り返ったりも出来ましたし、その人の身になって教える事も出来ました。
それは今では財産でもあります。
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