薬物依存を扱ったドラマ(ER救急救命室)
アメリカの医療ドラマ:ER救急救命室。NHKでも衛星放送と総合テレビで放送されておりました。
私もこのドラマの吹き替え版の声優さんがすごい好きで、それがきっかけで見ておりました。
実はこのドラマ、薬物依存についても上げております。
それもお医者さんがなってしまうシーンがあり、本当に止める事が出来ない場面が何度も出ます。
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ドクターカーターという医師が、患者によって刃物で刺されて、重症をおいます。
突然のこともあり、痛みだけでなく、苦しみという心の病を背負う事になります。
「自分は何か悪いことをしたのか。立ち上がらないのは自分の弱さのせいだ」
その気持ちから医療薬の鎮静剤にもあたる「フェンタニル」という薬を注射器で打つシーンがあります。
この薬は痛み止めでありますが、打ちすぎると中毒性を起こし、「イライラ、呼吸困難、情緒不安定」
が副作用として出て、最終的には打たずにいられない状態になります。いわゆる薬物中毒です。
ドクターカーターは、患者を診ては、その後はもう打たずにいられない状態になりました。
最終的に打ちすぎれば、廃人となります。
それも誰もいない所で打ちながら、医療活動をする。ある意味では危険でもあります。
でも最後は他の医師たちに見つかり、薬物リハビリセンターに行く事になります。
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私も実のところは医療薬で、過剰摂取という名の薬物中毒に陥った事があります。
頓服薬を大量に飲んで、フラフラになりながら勤務をし続け、結果的には集中力がかけ、精神不安になりやすくなった。
眠気が止まらなくなったという状態になりました。ついには私自身も豹変を起こして、上司に怒鳴った事もあります。
ただ別部署の上司が「大丈夫か、なんなら、あんたの所の上司に俺の方から話をもちかえるし、場合によっては、別の人も出す。」
実は、陰であとから私が飲んでいた所をひそかにみていたといってました。
もしも周囲が気づきやとめがなければ本当に危険な状態でした。
本当にその方の言葉と気にかけがなければ、私もドクターカーターの様になっていたのではないかと。
本当に自分の意志では止められないし、痛みや悲しみから自分を救ってほしいという心がある事がこのドラマから感じます。
薬物中毒は、同時に心の助けや叫びであると私は本当に感じております。
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