【優しいお言葉5】あんたにあえて嬉しいわ
この言葉は、私がかつてやっていた「老人介護職」の時に
ご利用者様から頂いたお言葉です。むしろ、私の方があえて嬉しかったです
女性の方で80歳の方でした。
人生の先輩で色々と教えても頂きました。
例えば、運動療法で階段歩くときは、足はしっかりしているにも関わらず
「転ばぬ先の杖というだろう。何事も用心、用心」
これは本当に私も大切にしなければいけないお言葉と思いました。
他にも食事の時も「いただきます、ごちそうさま」とキチンと手を合わせている所をみてましたら
「食べることは、命を頂くことよ。感謝の念を忘れずに」
まるで賢者様の様なお方でした。
逆です。私の方が本当に本当に慰められました。
まあ老人介護職もいろいろとありました。私は事故は起こすわ、トジどころで済まされないわで大変でした。
でもこんな職員にもこの様なお言葉を頂けたことはありがたいものです。
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歴史上の人物でマザーテレサという修道女の女性がおります。
もともと裕福な家で育ちましたが、
当時のインドで見た路上生活や物乞いをする方々を見て、
助けたい思いから、貧しい方に献身につくし、読み書きのできない人達に学校を建てたり、それをインド国内だけでなく
世界中の方々にも伝えました。日本にも来日したことがあります。1997年まで生きておりました。
その方もこうおっしゃってました「人間にとって一番の敵は、無関心です。
どんなに高い食べ物やものがあっても愛が無ければむなしいものです。愛こそ偉大です。」
その気持ちがみんなで伝われば、きっとより良い社会になると私は本当に思います。
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