第5回:うつ病になってから(障害者雇用、しかしまた。どうして)
介護職をリストラされ、事前に退職前に
ハローワークへいきました。今度は反省をいかして
事前に職務経歴書、履歴書を作成していきました。
そして過去の事情をすべて話しました。
・うつ病になった
・今も薬を服用して、5年目になる
・事故を介護で沢山起こした
・なれるまでに時間がかかり、それが周囲に悪影響を与える
すべて話した所、「今度は一般企業で働く事が非常に難しくなる。
それにあなた自身は配慮が無いと今後は同じ事の繰り返しになるし
5年近くも薬を飲んでいる以上は、国の制度も使うべきだ。
それに落ち込んだり、薬を長く飲むということは
長い事に精神に著しく障害もあることをお医者様はすでに認識はしているべき。
障害者として生きるべきだ」
その言葉から障害者として生きることを決意しました。
薬はもう外せる見込みももうないです。それにこの世の中の
動きであるスピード、正確、時代の変化がつねにできないということはこうです。
・ロボットでいえば、「不良品、欠陥品」がつねに出ている状態。命令しても違った答えやエラーがかえってくる欠陥品。
・パソコンでいえば、すでにサポート終了した機種やソフトが稼働しながら動いている状態。バージョンUPは完全に不可。
・マラソンでいえば、同じ走り方しかできない状態。変化が出来ない。
自分でいうのも何ですが、本当です。
でも人間である以上は、自殺をすることは決して世間体では許されない。
そのあとの周囲や家族の人たちにも大きく影響がする。そこに損害や悪評がくる。
そうすると、自分には障害を持っていることを認めて頂く。
つねに薬も精神安定剤と頓服薬、睡眠剤を飲んでいる。でも時間をかければ出来るからということをということを認めてもらう為に「精神障害者」となる事を決意しました。当然周囲には、反対の声。家族と亀裂も走り大変でした。
でもです。嘘ついて生きる事自体に、もう罪だと思いました。
そこはキリスト教の教えもあるかと思います。
「罪を認めなさい。それを食い当たらめないものには神の国に行くことはできない」
聖書の言葉の中に似た様な言葉があります。何度もキリストの聖書の話が出てきてますが、まあこういうときに宗教って色々と人の道を教えてくれるのではないかと思います。
後は、私の好きなRPGのファイナルファンタジー4でのシーンで、主人公セシルが暗黒騎士から聖騎士へと変わるときのシーンを思い出しました。(詳細は、FF4と調べると出てきます。)
このシーンは、「あるがままの自分を受け入れ、そして過去を認めて、新たな自分へとなる」ということです。
その時の家族の亀裂はある意味では辛い経験ではあるものの、試練として本当に世間から何を言われても(障害者の家族、何もできないのか)という自分を認めて進めるのかという覚悟だったと思います。そう思いまして説得しました。
その後は障害者向けの職業訓練校に行き、
もう一度、働く為の基礎を身に着けました。同時に障害をもつ事はどういうことなのか、自分の特性を知る、病を知る事を勉強。そして働く上での基礎知識として挨拶、マナー、PCスキルを身に着けました。
そして就職活動を2014年4月からスタート。
ちょうど、消費税が5%だったのが、8%の増税になったスタート年です。苦しい年が始まりました。
ただ幸いな事にです。国の特例制度を使って生き延びれました。
障害者の場合は失業保険が特例(障害者雇用での応募かつ配慮が必要)として、失業した地点からもらえていたので生活は何とか安定しておりました。それも300日有効。つまり、月初めにもらえました。2013年10月からすでにもらえてました。
まさに制度をうまく活用出来たと思います。
ちなみに一般(健常者)ですと3か月間待機しないともらうことが出来ないです。そしてもらえずもらえたとしても90日間。たった3回までです。なので差がでかいです。ちなみにIT退職の時はこれに当たりましたので生活は当然苦しい立場でした。
でもです。(何度もつかっている言葉となりますが)
就職もうまくいかずです。20社受けて全部全滅。
それも契約社員くらいしかない、それに面接も3回は当たり前。
なんでと思いました。つまりです。狭いもんです。
そこでも追い詰めれます。
家族やら知人やら、周り、仲間、全部からです。
もうあとが無いです。
唯一の慰めが無料で出来るゲームセンターのゲーム。当時はなんとSEGAからリリースされたゲームで3つもありました。「ぷよぷよクエストアーケード」「コードオブジョーカー」「ザ・ワールドオブスリーキングダムズ=スリキン」この3つのゲームはなんと基本無料です。
つまり、無料で遊べます。それがありがたいものでした。1日に10件ゲームセンターの店舗をいってプレイしたこともありました!
まさにSEGAのゲームの大ファンとなってました。特にスリキン限っては、ハロワーク通ったあとに延々とプレイしてました。戦いに勝てば、無料でずっと出来た事や色々と知人から「職がきまらんのか」と罵声くらった時は、なぜだかゲームセンターに駆け込みこのゲームばかりしてました。同時にそこから三国志の熱狂的なファンとなり、インターネットで三国志を調べたり、図書館で漫画見たりと色々としました。
そこで、武将や軍師のことを知りました、私は一番好きな武将は張遼(ちょうりょう)という武将です。
ゲームのスリキンでも初めて一緒に戦を共にした仲間ですし、三国志の歴史上では1万の敵兵をたった1人でなぎたおすくらいの実力がありました。
まさに毎日がじり貧。
しかしです。奇跡が起きました。
生命保険会社から面接が通過。さらには2回、3回も
通過し、最終面接も合格しました。その時に御礼も兼ねてゲームセンターで100円も入れました。
なぜかというのは、分からないですが恐らくはたまたま人がいなかったというのも大きかったと思います。
あるいはですが、障害者の法定雇用率を満たす為もあったとも考えられます。
確か2021年からはもっと引き上げになるので、企業側も障害者を雇うという状況ににもなりますが、
まだこのご時世。まだ厳しいと思います。
話を戻します。もうそれしか考えられないです。本当にもうそれしか考えられないです。
そして採用され、事務関連として働きました。
最初はお客様のアンケート入力、保険事務の契約番号確認、
生命保険に関するセールス勉強、保険関連番号を自社システムを使って
調査。そして色々と部署異動を重ねて、最後にはイベント関連会社部門
という所へ行きました。そこでは生命保険のすばらしさとイベントを通して
世間の方に伝える為に「ボランティアイベント、自社広報活動」
さらには社内全体の士気やサポートの為の「優秀な営業社員のスピーチを文字起こし
=何を話しているかを文章にして、冊子として発行」や御礼カードと呼ばれる
社員同士を誉めあうカードの発行や交換での手続き、紹介をしてました。
楽しかったです。本当にずっといたかったし
楽しい会社でした。やっと実力も認めてもらえた。社員としてもなれるかもしれないとずっと信じてました。
でも、、、また悲劇が。
契約満了3年までという条件でした。
後からわかったのですが、ハロワークには
求人情報条件として3年までと記載。しかし面接や
ホームページでは一切紹介がなかったです。
つまりは騙しもあったかと思います。悲しいです。だましは。さらには、人事から「障害者を雇うだけの金はない」という言葉。
なんのために今まで努力したの、だったら最初から卒業前提でいけばよかった。今でも大後悔です。
当然ながら泣きました。もういられない。
そこでまた職探しです。
今度は、生命保険会社側から定めた求人サポート会社を
通じて就職しました。ただ私の場合は、その地点で
・一度も休みをしていなかった。
・スキルUPの為に毎日資格取得をした。
・常日頃から仕事ができる様になるために工夫をしたり、それを周囲に伝えた
・障害についてはコントロールできる様に身体を鍛える、考えを変える(客観視)してのりきった
・障害はハンデでなく、個性。むしろそれを生かせば健常者と同じ様に働ける
それらを面接でいい、なんと1か月半で内定2つもとりました。
実は社内でもかなり早い段階で決まっていたので
皆さん驚いてました。
さて今度は求職会社に勤める事に。
しかし、また今度は本当に人生でどん底で
最悪の事がまっていました。いじめ、いやがらせ、陰口、
チャットいじめ=別名:リアルネットいじめ。
障害者雇用なのに配慮がないという、まさにサバイバルで生き残り、頼れるのは己だけな所へ行くことになりました。
まさに毎日が戦争状態となります。毎日が血まみれと苦しみの日々です。それが始まることとなりました。
もしかしたら障害者雇用でこんな事はないと、思いきや私はありました。残念ですが、それが現実でもありました。
何度も述べますが、これは本当にあった事です。
同時に私もついに限界に近づき、
辞表を2回もたたきつけ、怒り頂点になり、大罵声をして上司と大喧嘩しました。2018年と2019年に起こしました。
これがもうスゴイです。もし障害者で私がなければです。
冗談抜きです。リアルファイト(殴りあい)をし、馬乗りになって相手のほほを何度も平手打ちしてました。それくらい危険で危ない精神状態でした。
どうなったのか、続きは次回に述べます。
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